令和5年度 会長 北村 真一
~ 知に、共に、友に ~
新型コロナウイルスの感染拡大が始まって 3 年、世界経済から日常生活まで大きな影響を受けてきました。我々須坂 YEG としての活動にも大きな制限がかかることも多々ありました。
そのような価値観が変化する程の時代においても、我々須坂 YEG は、先輩方が脈々と受け継いでこられたジュニアエコノミーカレッジ事業や、地域の子ども達のための職業体験フェスティバルを実施して参りました。また、コロナ禍ならではの新しい試みにも積極的にチャレンジして参りました。活動を止めることなく創意工夫により継続することが出来たのは、現在の会員や歴代の先輩方、地域の方々、皆様のお力添えの賜物です。
いま、我々は大きな変化の入口に立とうとしています。
先が見えない目まぐるしく変化する経済情勢や、新型コロナウイルスの感染法上の位置づけの変更への対応は否応なしに求められます。また、大型商業施設のオープンを控え地域の状況も変わりゆくことが想定されます。須坂 YEG においても、これから急速な世代交代の時を迎え、その中で令和 6 年度には 40 周年記念事業、令和 8 年度には北陸信越ブロック大会の実施を控えており、この須坂の地に多くの方々をお迎えすることになります。
では、我々はどのように行動すべきなのでしょうか。どんな時においても、我々には変わらずに持ち続けているものがあります。それは、この須坂の街に生きる青年経済人として、この街を盛り上げようという想い、新しいことにチャレンジしながらゼロからイチを産み出そうとする力です。我々は、この大きな変化を味方につけて力を産み出すことが出来るのです。
これから巻き起こる大きな変化の荒波を乗り越え、我々の街がいつまでも魅力ある街であり続けるために、次世代に希望ある未来を託すために、いま我々が持っているものを全員がもう一つ、もう一つずつ出し合って、前へ進んでいきたい。時には互いに知恵を出し合い、時には共に手を組み、時には同じ地域の友のために動き、前へ進んでいきたい。
我々須坂 YEG は、今年度 39 年目を迎えます。
常に感謝の気持ちを忘れずに、世代や組織の枠を超えて、ともに前へ、進んでいきましょう。
我々の強い意志のあるところに、明るい道が必ず切り拓けると信じています。
会務が円滑に進むよう企画・運営を行う。
事業・活動を通じてお互いに学びあい、共に前へ進む。
当青年部が令和6年度に創立 40 周年を迎えるにあたり、創立 40 周年記念大会を開催することを目的とし、スムーズな開催や運営に向けた企画と準備を行う。
また、令和8年度に開催予定の北陸信越ブロック大会須坂大会(仮称)に向けた事前準備と調査を周年事業と併せて行いながら単会活動の中長期的ビジョンを作成し、数年後の当青年部の活動に繋げていく。
「第6回職業体験わーくわくすざか」を開催する。職業体験を通じて子どもたちに様々な職業を知ってもらい、仕事に興味を持ち、地域の未来の担い手になってもらえるような事業を展開する。また、会員同士が仲良く楽しく自主的に参加できる委員会環境を作っていく。
地域のイベントへの参加・支援を行い、地域の「ひと」・「もの」・「情報」・「経済」の活性化に貢献する。
第 17 回ジュニアエコノミーカレッジを開催する。ジュニエコを通じて地域社会に貢献する人をつくり、子どもたちに考える力、決める力、仲間と達成する喜びを体験してもらう。また地域企業と協力する事で地域の活性化と発展を促す。
子どもたちの将来の為に、商業体験する事によって製造、販売、納税に興味を持ってもらい、未来の担いてになってもらえるような事業を展開する。